「世界マスターズ水泳選手権」
Body Care Volunteer 備忘録 後編
今回は約95人のスタッフでございました。
先生方が約60人、
学生さんが約35人でした。
•学生さんたちの活躍ぶりが素晴らしかったです‼️
受付はほぼ学生さん頼み。
ニコニコ😊、スマイルで対応されていました。ベッドサイドでも、私たちの施術を見ながらカルテの記入をしてくれたり、消毒等のメイクベッドをしてくれました。
あの爽やかさは、ワタクシたちオッチャンたちには出せないですね🤣
本当に貴重な機会なので、私も「これはためになるかな。」と思う施術は、手招きして、そばに呼んで、何を意図していて、どこを狙って鍼を打っていて、どの向きに鍼を打っていて、安全はどうやって担保しているかなどを説明しながら施術させていただきました。学生さんのキラッキラした目が印象的でした😊
•腰部や下肢に主訴があるのは、どの競技も一緒だと思います。
水泳はやはり、肩関節の主訴がとても多かったです。
そして、水泳の大会の特徴で、”Style 1”の他に、Free Relay やMedley Relay にも出る選手が多いです。そのため、1日に3レース、4レース出るような事になります。
肩関節のまわり、肩背部がFatigue でコリコリになったり、Stiffness を訴える選手が多かったです。
肩の動きを良くして差し上げて、
肩関節の動きと、股関節•骨盤の動きは常に連動しますので、そこも調整して、セルフケアのアドバイスもすると大変喜ばれました。もちろん、これらを全部英語で説明します😆
•1日に2回来る選手も珍しくなかったです。
Warm up-Race-Rest-Warm upといったルーティーンの中に、Body Care Roomでのtreatment も入れてくださっている選手がたくさんいらっしゃる事に途中で気づきました。それも前述の通り、学生さんたちの活躍が大きかったと思います。
•外国人選手は受付で鍼、マッサージを選ぶ方よりも、”To be decided after consultation “(要相談)を選ぶ選手が多かったです。
状態をよく診る事、インフォームドコンセントをしっかりして、どんな施術が良いか提案する事の大切さを改めて感じました。
•前腕に主訴がある選手も多かったです。プルでは常に回内回外を繰り返します。前腕の張りや疲労が強くなるとキャッチがズレてくると思います。
自由形では手の真ん中より外側で、極端に言うと、小指で水をひっかけるような感じです。もっと言うと、鼠蹊部で水を捕まえるような感じです。これが前腕の疲労が蓄積すると、橈骨側にキャッチがズレてきたりします。水を捕まえにくくなるので推進力が落ちてしまいます。これも英語で説明しながら施術しました😅
•福岡の先生方が”神対応”でした‼️
先生同士の会話を拝見していて、10年来のお知り合いなのかなぁと思って、聞いてみたら「昨日がはじめまして」でしたとか。
“おだまり”って呼ばれている先生がいたので、そういうお名前だと思ったら全然違うお名前で、活動に参加してから付いたニックネームだったり😊
先生と学生さんの会話を拝見していて、すっごく仲良く、学生さんも信頼しているご様子なので、あの先生は学校で教えていて、あの学生さんは教え子なのかなと思ったらやはり「昨日がはじめまして」でしたとか😊
初対面同士、短期間の活動で、チームワークをbuild していく事を学びました。
•今回の”Body Care Room”では、鍼治療、マッサージ、ストレッチを1つのお部屋の中で完結できました。
アスリートファーストの観点からは、とても素晴らしい事だと思います。
鍼はあっち、マッサージはあっち、テーピングはこっちみたいになると、アスリートにとっては煩わしいです。
今回のようなスタイルは理想だと思います。加えて、すぐお隣りが”Medical “でドクターが常駐していて、処置をするお部屋でした。
国際大会や大きな大会では、ドクター、ナース、PT、鍼灸、マッサージがみんなcooperate する体制が重要だと思います。鍼灸•マッサージのスタッフも救護やCPRをできる事は重要だと思います。テロの標的になる事も無いとは言えません。
•国際大会あるある😆
3人くらい外国人選手の施術が続くと、直後の日本人の先生との会話で、思わず「センキュー❗️」と言ってしまう🤣🤣
とにかく、楽しく充実感でいっぱい、Exciting なお仕事でした😊
Thank you for everyone ‼️
Thank you Fukuoka ‼️