大関を批判する声が圧倒的に多いですが。
昔のように中卒で入門する子は少なくなりました。
昔は大卒と言ったら輪島、豊山くらいでしたが、 今や、大学相撲部出身が非常に多くなった角界です。
入門の時点で、それなりに出来上がっていて高いレベルにあります。
幕内上位に上がって、心技体が半年くらいゾーンに入った状態があると、大関まで上がれます。
逆にどこか調子が悪いところがあると、大関でも平幕相手に勝てないくらい地力は接近しています。
昔の横綱大関陣は中日までは、楽勝。
終盤だけ本気出すといった感じでしたが、 今は全く違ってしまいました。
平幕上位の力士のほうが大関より明らかにコンディションが良い力士が多いという状態が数場所、いや数年?続いています。
大関はカド番で救われて落ちない。
いっぽう前頭2枚目で10勝しても翌場所前頭筆頭なんていう現象が起きています。
実力が伯仲している時代に変わったので、 大関の昇進、陥落の制度を変えないと、 この問題は解決しないのでは。